2009年8月21日金曜日



「ブラインドサイト」と言う映画があります。チベットの盲学校の生徒達と西洋人の盲目の登山家、盲学校で働く盲目の西洋人の先生、他、西洋人の登山家達でヒマラヤの頂上を目指す事になった話。そのポロジェクトが発案されてから、実行されるまでのドラマの間に、盲目の子供達を取り巻く環境が伝えられている。それらの子供達が夢に向かってがんばる姿とそれらをささえる人々の目的とが交差し続けている映画。はじめから終わりまで、目的とプロセス、最終イメージと其れを達成する為のプロセスが、入れ替わり立ち代りに変化しながら交差する。その時その時の判断が今後をリアルに変えて行く。いかに判断をするか、みんなでトコトン意見を差し合って、結果、一つの答えを出し続けている所に乾杯!考えの違いは、人種の違いや、個性の違いなどに起因する部分が多いのかもしれないが、これらの壁を越えて共通の答えを出し続けられるのはなぜか?それは、共通の目的意識を持ち続けることである。

「真の目的とは何か?」登山を始めた頃は、皆が迷わず、「目的は頂上だ!!」と思っていた事だろう。しかし、徐々に状況が変化して行く。最後にみんなが選んだ結果は、「みんなで喜び、悲しみ、苦しみを分かち合う」だったのではないだろうか。それが一番の目的=目指す世界だったように思う。
資本主義社会の盲点と、本当の目的はプロセスにこそあり、「今」が最も大切である事を、この映画は教えてくれているように思う。この映画を見終わった最後に沸いてくる気持ちは、とても優しい心と大きな安心であったように思う。

このDVDは持っていてもいいかなー、と思う映画の一つです。

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